【感想】竜が飛ばない日曜日
ちょー久々に再読して面白かったので感想。子犬の時に読んで面白かったものが大人になって読んでも面白いと嬉しくなるな。
Amazon.co.jp: 竜が飛ばない日曜日 (角川スニーカー文庫 128-1) : 咲田 哲宏, DOW: 本
この小説は、竜が当たり前に存在し、人に捕食されることが憧れとなっている異様な世界が舞台です。そんな中で、この状況を「おかしい」と感じる少年少女が、世界の秘密に迫っていく物語。
SF的な時間要素も含まれていて、特にヒロインの一人が1日だけループできるという設定が面白いです。彼女の試行錯誤が物語に深みを与え、ループ能力が与えられた理由や、ループ最終日の行動など、ストーリーに巧みに組み込まれています。ループ自体が作品の中心ではないものの、ヒロインとその友人の心の在りようがよく表れたギミックなのです。友情!
ここが面白かった!
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唯一無二の世界観: 竜がいて、食べられることが憧れ…という設定がまず強烈で、そこに惹き込まれます。
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SF的なプロット: ファンタジー要素が強いですが、黒幕が虚構世界と現実世界を繋げようとする展開には、SF好きも楽しめる深みがあります。
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竜との戦い方: 竜を爆発させたり、伝承を利用して倒したり、という展開は今でこそよくあるやつですが、2000年にそれをやっててはぁ~マジでかっこい~と子犬の頃に感激した。今読んでもぐっとくる。
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爽やかな読後感: 終盤の設定開示がやや唐突に感じる部分もありますが、全体的な面白さを損なうほどではありません。読み終えた後に残る爽やかな感覚が心地よいです。
単巻のライトノベルとしては、間違いなく良作の一つだと思います。独特の世界観と、それに絡むループのギミック、そして謎を解き明かしていくSF的な面白さが詰まった一冊です。